「エリザベート」来日 新宿コマ劇場
2007年「エリザベート」来日公演で、新宿コマ劇場は簡易なセットで上演されました。
左の卵:エリザベートの姉 ネネ:マジャーン シャキ
ルドルフ:ルカス ペルマン
ルドルフが新宿でお姐さま達に追いかけられて、路地でネネに助けられる場面。
(この場面は、梅田芸術劇場向けのエッグとリンクします)
真ん中の卵:ルキーニ:ブルーノ グラッシーニ
マダム ヴォルフ:?
マダム ヴォルフの館で、「清く」「正しく」「美味しく」と日本語で吹き出しを入れ、マダムがタコ焼きを、ルキーニがシュバルツ ヴェルダーを持っています。
右の卵:マックス公爵:デニス コゼルー
マックスが演奏し、幼いシシィが歌って踊っている場面。観客は日本人です。
シシィが、この時のコインを大切に持っていて、「私がまともにお金を稼いだのは、この時だけだった」と言ったとか。
マジャーン シャキさんは「ロミオとジュリエット」でジュリエットを好演。透明感があって、可愛く情熱的なジュリエットでした。
これは、乳母がロミオの伝言を伝えてくれた場面。乳母はカリン フィリピック(Carin Filipcic)さん(「モーツァルト!」でヴァルトシュテッテン男爵夫人を演じる)。カリンさんの包容力が素敵。
ブルーノ グラッシーニさんを歌舞伎風に。千社札は「武流野」。口には、シシィを刺した凶器を咥える。
デニス コゼルーさんがアルコ伯爵を演じ、ヴォルフガングを蹴飛ばします。
アルコ伯爵は笑われるキャラに仕上がっていて、「笑わせる」設定ではありませんでした。
・・・日本のミュージカルは悪役をやれる人が少なくないですか?
枠は、手ぬぐいとかで見かける「鎌」、「輪」、「ぬ」で、Take it easyみたいな。
追加で、タコ焼きが見える角度と幼いシシィが見える角度。
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